トップページ >>創造と反省の自作スピーカー >>2006〜2009年 >>2008年2月頃 (S-006) 創造と反省の自作スピーカー
実験箱
[発想] [設計] 設計といっても何もありません。 とりあえず、15mm厚のシナ合板を900mm×450mm にカットし、これを側板とします。 横幅は130mmとすることで、8cmから13cm口径のユニットに対応できるようにしました。 なお、ユニット取付部は大きめの穴を開けておき、そこに適正なサイズの穴が開いた板を上から貼り付けることでバッフルとします。 [工作] まず、ユニット周りと底面・上面だけを木工用ボンドで固定します。 側面がガバっと開くような形とします。 [試聴] 実験例と一獅ノ見ていきましょう。 まずは、TangBandのW3-582SC。安価ながらバスレフ向けの高品位なユニットですね。 4L程度でバスレフ型の箱を作りました。 音は良く覚えていませんが、悪くなかったと思います。 次は、FE103Eの推奨箱と同じ設計です。 こちらもある程度の低音を出すことができたと思います。 ただ、一つ結果が分かったのが、 どのユニットのバスレフ型であっても、箱が大きすぎるのはダメで、 また、低音量感を稼ごうとしてダクトの共振周波数を高くすると逆に低音が少なくなるようです。 結局のところ、バスレフ型も適度な設計でないと低音を出すことは難しいということですね。 バスレフもバックロードも魔法の箱ではない訳です。 それでは、バックロードホーン型は?ということでやってみたのですが… 何故か低音が全く出なかったのです。 おそらく、手持ちのF字クランプでは側板を固定できずに空気漏れが発生したのだと思います。 [後日談] この箱は片方の側板が無いので、立てて保管しておくと次第に斜めに(お辞儀する感じに)なってきたのです。 そのうち、コンパネという安価な板で試作をすることを覚えたので、この実験箱は不要になったのです。 トップページ >>創造と反省の自作スピーカー >>2006〜2009年 >>2008年2月頃 (S-006) |