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創造と反省の自作スピーカー
TangBandの10cmフルレンジ
W4-927SAの平面バッフル


[発想]
平面スピーカーを一度作ってみたい!
それ以上でなく、それ以下でもありません。

[設計]
設計も非常に簡単!
大型の平面バッフルでは、板の補強など色々あるようですが、
今回は設置スペース上、A4サイズのバッフルとなったので12mm厚シナ合板とします。

ユニットは偶然「コイズミ無線」で安く売っていたTangBandのW4-927SAを使用。
このユニットは現在「W4-927SE」とマイナーチェンジされ、フレーム形状が改善されています。

[工作]
板カットは東急ハンズにお任せしたので、
私は、L字金具を取り付けて自立できるようにしただけです。

なお、スピーカーターミナルは最も安価な「ART CS104 (コイズミ無線で購入)」を使いました。

[試聴]
やはり平面バッフルならではの開放的なサウンドです。
このスピーカーを裏側から見ると、


といった感じです。

このTangBandのW4-927SAというユニットですが、
ポリプロピレンコーンの透明感のあるサウンドが主軸で、高域には若干の華やかさを感じます。
FOSTEXの紙コーンのような高域感とは異なり、10kHz以上に爽やかな感じのハイが加わる感じでした。Classicには良いのですが、ボーカルものには厳しいかもしれません。

[後日談]
やはり、小型の平面バッフルだけあって低域は全く出ません。すぐにお蔵入りでしたw
このユニットには可能性を感じるので、いつか他の設計で使ってみたいですね。





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