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>>初心者の自作スピーカー講座 目次
>>実践編 1-3 初心者の自作スピーカー講座[実践編] 小型バスレフ型スピーカーの作成 1-3 部材の購入 <<[1-2]へ戻る [1-4]へ進む>> さて、設計が出来たところで、部材を買いに行きましょう♪ 〜〜コレが無くては始らない「スピーカーユニット関連」〜〜 では、ここで買うものは…(品名、参考値段は「コイズミ無線NET」より)
配線材は、太すぎると扱いが困難(特にハンダ付けが大変)なので、慣れないうちは「SFC80」のような細身のケーブルが良いでしょう。 吸音材は、後で述べる東急ハンズなどで購入できる「手芸用綿(数百円)」で代用可能です。ティッシュやスポンジ、脱脂綿でも代用可能か実験しましたが、手芸用綿や音響用吸音材の性能は一歩上手と言えそうです。 〜〜 ここからが腕の見せ所「木材の購入」 〜〜 必要な木材や、その接着剤を購入します。あと、「ドライバー(ねじ回し)」「半田ごて」も必要であれば揃えましょう。 購入する場所は、近所のホームセンターが良いですね。ネット検索で「○○市(もしくは○○県) ホームセンター」と検索すれば、意外と近所にあると思います。 ただ、ホームセンターといっても様々です。 特に、日曜大工は近年需要が少なく、簡易的な売り場だけであったり、熟練の店員がいない店舗も多々あるようです。 そこで、何店かに足を運んで、最も良さそうな所を選びましょう。 特に、 ●豊富な種類の木材(特に180cm×90cmサイズのもの)が置いてあるか。 ●細かな部材(一辺が10cm未満)のカットを行っているか。 ●円形の穴を開けられるか。 ●木材を買っていく客が多くいるか。木材の値段は安いか。 を注意して確認すると良いでしょう。 特に、穴あけをしてくれるホームセンターはかなり限られると思います。 直径7cm以下の穴あけは電動ドリルで、 直径7cm以上の穴あけは、電動ドリルと「ジグソー」を組み合わせることで、初心者でも簡単に加工できます。 これらの電動工具は、それぞれ一万円以下で買う事ができますので、この機会に買っておいても損はないと思います。 また、木材カットに関しては「2〜3mm程度ズレますが、大丈夫でしょうか?」と念を押すお店も多くあります。これは、機械の精度上仕方が無いもので、相手側も保障しかねるのです。 未熟な店員であれば本当に2〜3mm程度のズレを連発(!?)しますが、木工作業に熟練した店員であれば0.5mm以内の誤差でカットしてくれることも珍しくありません。 もし、木工に熟練した店員さんであれば、 第26回にあるような、設計図を手渡すだけで手際よく作業してくれます!! とはいうものの、「良いホームセンターが無い!」「電動工具は不安!」という場合は、ネットショップにお願いするのが良いでしょう。 手書きの図面を書いて送れば、丁寧に対応してくれますよ。 <店舗の例> 「米屋材木店」(ラワン合板からロシアンバーチまで、スピーカー作りに適した木材を扱う。穴あけ加工依頼もOK) 「MAKIZOUクラフト」(自作スピーカー専門の木工ショップ。丸穴カット以外のスピーカー特有の加工まで、高精度にやってもらえる。) 「手作り王国/SPIサウンドプラザ井田」(新E-合板カットサービスとして高品位スピーカー用材料を扱う。スピーカー特有の加工はもちろん、自作SPマニアの店主から助言がもらえるかも!?) 「アウトレット建材屋.net」(安価なラワン合板や下地用合板ならここがオススメ。直線カットのみ依頼可能。) 「日曜大工応援隊!」(板材の販売。丸穴カットも行ってくれる。) では、ここで買うものは…(品名、参考値段は「東急ハンズ 池袋店」より)
後は、「講座:第28回」を参考に買ってみてください。 んで、結局必要な予算は、 半田ごてやドライバーを持っていて、塗装不要なら1万5千円ぐらい。 その他諸々を購入しても、3万円で十分お釣りがくる、といった所ですね。 必要部材も揃ったところで、次回は作製編です。 |