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初心者の自作スピーカー講座[実践編]
小型バスレフ型スピーカーの作成
1-4 組み立て〜接着〜


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いよいよ、組立に入ります!
今回はMDFでしたが、ラワン合板などでは「トゲ」が手に刺さる可能性が高いので、十分にヤスリで表面を整えてから部屋に入れましょう。 購入した板

まずは、「仮組み」を行い、接着剤を使わずに完成品に近い形に組み上げます。
仮組み

仮組み
この作業をすることで、「あ、このパーツが無い!!!」という不測の事態を避けることができます。

次は、接着の作業ですが、ボンドは「適量」が必要です。
接着面の片側に、ある程度の厚みをもった一本線を描くようなイメージでボンドを塗ります。
仮組み

これを、ブチュっと相手の板に押し付け、
硬化する前に(5分以内ぐらい?)に位置あわせをします。
写真のように、ボンドが少々はみ出るぐらいがベストです!逆に、はみ出ない場合は再度ボンドを盛りなおします。隙間が無いようにしっかりと接着するのがキモですね。
仮組み

これだけでは、垂直に板がついているのか分かりにくいので、
他の板を使って、垂直かどうかを確認します。
<↓細い隙間が均一であれば、垂直です!>
仮組み

上手く位置が決まったら、「圧着」します。
しっかり圧力を加えることで余分なボンドが押し出され、より強固な接着が得られます。
本来ならば「クランプ」などを使って強固に固定するのですが、本を重石がわりに使った方が板ズレといったミスを起こす確立が減るのでオススメです。
仮組み

あとは同じように、どんどん接着していきましょう♪
「速乾」の木工用ボンドであれば、1〜2時間程度で次の工程に移ることができます。ただ、まだ接着強度が完全ではないので、取り扱いは慎重に・・・ 仮組み

仮組み

これで「箱」は完成です!
木材カットのように騒音や木屑に悩まされる事もないので、帰宅後に作業を少しづつ進められますね。
仮組み

次回は、いよいよスピーカーユニットを取り付けます。
完成まで後一歩ですよ!



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