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FOSTEX

日本のオーディオメーカー。
近年はユニットだけでなく、完成品をも販売し知名度が高まっている。フルレンジユニットを多数ラインアップし、バックロードホーンに特化したユニット作りも得意。

<購入可能店舗例> FOSTEX e-shop, コイズミ無線, スピーカーユニット.com
初級(ペア1万円以下)
FF105WK
定価:4,400円(1本)


FOSTEXの新製品。オーソドックスな10cmフルレンジ。
海外製の安価なユニットが存在する中では若干割高に感じる価格設定ですが、長年の歴史の中で練り上げられた音質は信頼できるもの。高音から低音までバランスの良い仕上がりをみせる。丁寧な取扱説明書が付属し、初心者にもオススメ。
小型バスレフが適当で、同社製キットの「E102B(ペア10,920円)」を使うと簡単に工作が楽しめる。




初級(ペア1万円以下)
FE126En
定価:4,780円(1本)


440gにも及ぶ巨大な磁石をもつ12cmフルレンジ。
その特性はバックロードホーン箱に特化しており、軽量振動板と相まって一音一音が鮮明なサウンドが堪能できる。高域は25kHzまで伸びており、16cm以上のフルレンジのようにスーパーツイーターの追加が必要ということはなく、単独でも十分楽しめる。
価格に見合わない強力なユニットなので、大型のバックロードホーン箱(高さ90cm、幅15cm、奥40cmなど)を使って重低音再生に挑みたい。



中級(ペア1万円〜4万円)
FE168EΣ
定価:18,800円(1本)


16cm口径のフルレンジユニット。
「EΣシリーズ」はバックロード専用高級ユニットとして開発されたが、このFE168EΣはそれほど磁気回路が強くなく、意外とバスレフでも使える。
磁気回路の強さとしてはFE108EΣ、FE208EΣに一歩劣るのだが、16cmというサイズは家庭用(6畳〜8畳)として最も使いやすい。スーパーツイーターは無くても聞けるが、「FT48D」「FT7RP」「T90A」などを使うと全帯域のクオリティを底上げできる。



高級(ペア4万円〜12万円)
FT48D, FW208N
定価:9,600円(1本), 19,800円(1本)


FT48Dは2.5cm(?)口径のソフトドームツイーター、FW208Nは20cm口径のウーハー。
物珍しい先端素材はなく、極めてオーソドックスな作り。
しかし、音は侮れないもので、FT48Dは非常に滑らかな音を鳴らし、FW208Nは30Hz以下の超低域から図太い音を発する。
最新ユニットのような小難しい表現は出来ないかもしれないが、聴くジャンルによっては本ペアが好ましく感じられることも少なくないはず。



高級(ペア4万円〜12万円)
FT200D, M100HR-W
定価:16,000円(1本), 18,500円(1本)


FT200Dはリッジドーム形状純マグネシウム振動板 、M100HR-WはHR形状アルミニウム合金振動板を搭載。
双方とも高度な技術により誕生したモデルで、先端的な性能を誇る。同社製の完成品スピーカー「GX100」を超えるクオリティを目指したい。



高級(ペア4万円〜12万円)
T250D, FW168HR
定価:27,000円(1本), 21,800円(1本)


同社の製品「G1302」「G1300」の人気で、一躍有名になったユニット。
T250Dは、これでもかと言わんばかりに磁石を大量に使い、純Mg振動板を鳴らす。FW168HRは、前作に引き続き非常に素直な高域特性で、前作同様にウーハー直結という選択肢も可だと思う。いずれにしても、これらの優秀なユニットをどう調理するかが問われる組み合わせだろう。



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