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Feastrex

秋山幸仁氏が運営する株式会社アイビーアイのスピーカー部門。
最高峰フルレンジとして、巨大アルニコや励磁型ユニットを作る。
<購入可能店舗例> feastrex 本社兼試聴室, ミズナラ堂 マロニエオーディオ
超高級(ペア12万円〜)
NF-5
定価:168,000円(1本)

feastrexユニットで、最も安価な製品。5インチなので、口径は約12cm。
拘りの磁気回路に、日本ならではの和紙振動板。高能率を保ったまま周波数特性を35Hzまで伸張しているため、過大入力には弱い(max 25w)が一般家庭では問題ないだろう。
実際に聴くと、上位機種との差は全域の情報量に現れるが、音色傾向は近似している。深い陰影をもった表現力はfeastrexならではのものだ。




超高級(ペア12万円〜)
Naturflux‐5 Exciter
定価:231,000円(1本)

feastrexの真髄を楽しめるのは、このモデルからだろう。
「励磁型」という珍しい形式で、簡単に言うと「電磁石」のこと。
フェライト磁石よりアルニコ磁石が優れていると言われるが、その理由の一つが「透磁率」がアルニコの方が大きい為。
アルニコの透磁率μは5〜7程度ですが、励磁型に使われる純鉄はμ=4000。この差は振動板の過渡特性に現れ、繊細さ・透明感に圧倒的な差が生まれるとのこと。
別途に励磁電源が必要な製品ですが、ぜひチャレンジしてみたいユニットだ。





超高級(ペア12万円〜)
Dimension-9 Exciter Type-T
定価:567,000円(1本)

こちらは、9インチ(約22.5cm)口径。
能率は104dBと極めて大きく、大音量再生も可能なモデル。
なお、「Dimension」シリーズは、「Naturflux」の上位機種にあたり、12cm口径の「D5e-TypeI(450,000円)」も用意されている。違いとして、真四角線励磁コイルの採用など、コストの制約を考えない作り込みに現れている。



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