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初心者の自作スピーカー講座
第3回
フルレンジと2Way・3Way

市販スピーカーは2Way・3Wayが中心ですが

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ここでは、「フルンジ」と「2Way・3Way」について説明します。

[フルレンジ]
これは、全ての音域を1つのスピーカーユニットから出す方式です。
つまり、1つのスピーカーに一つのユニット。最も基本的な方式ですね。
一般的には右の絵のように、アンプとスピーカーが直結になり、素直な音が望めます。
フルレンジというと、街頭で鳴っているラジカセを想像されるかもしれません。しかし、自作スピーカーで使用するユニットは非常にクオリティが高く、市販スピーカー以上の音域・品位を持っているものも少なくありません。


[2Way・3Way]
市販スピーカーでは、最も一般的な方式ですね。
「2way(読み方「ツーウェイ」)」は、右の絵のように、低音には低音が得意なユニット「ウーハー」を、高音には高音が得意なユニット「ツイーター」を使う方法です。
フルレンジより、高音から低音まで幅広い音が出しやすいのが特徴です。
一方、電気回路や複数のユニットが必要なため、初心者にはややとっつきにくいかもしれません。
「3way(読み方「スリーウェイ」)」は、高音/中音/低音の3つに分ける方法です。

このサイトでは、作りやすさ・値段・自作らしさを追及する事から 「フルレンジスピーカー」を中心に話を進めていきます。
たとえ小口径フルレンジだとしても、低音は次から説明する『箱』を工夫する事で、十二分な低音を引き出す事ができます。 もちろん、フルレンジならではの利点も追加されるので、驚くほど良い音を狙えるのです。
そして、フルレンジスピーカーで学んだスピーカーの基本は、2Wayに挑戦するときも役立つものなのです。


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